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直線運動ではヘッドが傾くとマイクロケラトームが止まることが多かったため、ヘッドが頬から額の方向に回転するように改良されました。
回転型マイクロケラトームを用いて作られたフラップをアップダウンフラップといいます。
フラップは切り取られずにヒンジという一部分が角膜に接合しています。
直線運動で作られるフラップのヒンジは鼻側にできますが、アップダウンレーシックでは額側です。
ヒンジは額側にあったほうがフラップは安定し、シワやずれが起こりにくいため、最新のイントラレーシックではすべてアップダウンフラップになりました。
球は吸引固定される。
アップダウンフラップ。
フラップは額側にヒンジを作りその方向にめくるので、シワやずれが起こりにくい。
アップダウンフラップこれまでフラップは鼻側にヒンジを作り、その方向にめくっていた。
さまざまなマイクロケラトーム。
2.003年頃、わが国ではレーシックが行われておらず、国際学会においてもマイクロケラトームの評価は定まっていなかったので、私は薄く安定したフラップを作ることができるマイクロケラトームを求めて何台も導入しました。
マイクロケラトームの限界。
マイクロケラトームで作るフラップは角膜の形状によってその厚さが一定しません。
また、ブレードの往復運動によってできるフラップには微細なスジが生じるため、夜間の見え方においてクリアさを欠くことがありました。
さらに、フラップが作成途中で切れたり、位置がずれて乱視になるなどの問題がありました。
しかし、大きな問題は厚いフラップしか作ることができないことです。
角膜の安定はその厚みに左右されます。
エキシマレーザーを照射後、その面から下の部分(角膜ベッド)の厚さが薄いと角膜の形が眼圧の影響を受けて変動します。
角膜ベッドが極端に薄くなると角膜面が隆起するケラトエクタジァ(スウドケラトコーヌス)が起こる可能性があります。
最初に使ったのは「ユニバーサルケラトーム」です。
これは平面ガラスが角膜に密着してその下をブレードが水平に進む方式でした。
ユニバーサルケラトームはフラップのエッジが粗雑で、上皮層のダメージが出やすいため視力の安定には時間がかかるという欠点がありました。
次に「フラップメーカー」を導入しました。
これはヘッドがディスポーザブルで一眼ずつの使い捨てです。
モーターの運動はワイヤーでヘッドに伝えられますが、ブレードの進みが不安定で往復運動によるスジが強く出る(ウォッシュボード)ためほとんど使いませんでした。
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レーシックが一般的になってきました 。レーシックがあればかなり良いところまでいけそうです。